そんな調子で、『Kulturtrieb-G』(KTG)についての、最新情報をお届けします。文学フリマの配置も出たので。
U-06ですよ。
当日は、自身の関わっている.review(ア-01)、文芸空間社(エ-13/『新文学03』)の方には常駐できず、ちよっと買い物&挨拶回りに出掛ける以外はU-06に常駐しているゆえ、御用の方があればそちらまで。
論考も集まり、あとは一部(自分のヤツがひとつを流し込み、校正)が完了すれば、全体のレイアウトを整えて、頁数を計算して、発注すれば、あとはひた宣伝に走るのみでございます。表紙は、上記のような感じ。赤い十字の部分に、イカス「Flaktur」な文字が入って、論考か著者名は入るか否かという調子。
内容は100頁程度、論考が計7本+幾つかのアソビ頁、挨拶頁等がありますが、論考の方については、責任編集を謳う自分(鈴木真吾)が依頼したもので、全てについて徹底的とは断言できないまでも、数回に渡っての執拗な校正を行い続けたので、クオリティは保証します。多分。でも、編集校正で、何度も読み直してもオモシロイ論考が集まったと思うので、損はさせまん。イヤイヤ、マジで。
ひとまず、収録論考は下記のラインナップ。そのうち、各論考に対する、簡単な紹介的なエッセイをブログにアップしてゆきます。
「ハプニング、イヴェント、パフォーマンス」
byよこたたかお
「骨を採る人」
byミヤ
「キノドラマ『嗤ふ手紙』試論ー―衣笠貞之介と千田是也の距離―」
by砂澤雄一
「おたく人ヤプー: Otaku's Adventure in the Zeitgeist」
by鈴木真吾
(以下は2006年に幾つかの私家版を配布した『Kulturtrieb』に収録された論考のリメイク)
「フランステレビに見るジャポン」
by羊
「文学的観念遊戯――ボルヘスの楽しみ方」
by尋野蠎
「『女』が描く女について」
by鈴木真吾
セメントで、シリアスで、レイアウトも含め、ところどころパロディが満ちあふれていますが、「当世の風俗」をみだりに攪乱しないよう、『奇譚クラブ』や『SMキング』、『裏窓』あたりが貫いた「本誌自粛の徹底」を貫徹した、<マジメ>な雑誌になる予定。
今回は時間の関係で、特集を組むことが出来ませんでしたが、今後は「マンガ学の現在と今後」、「アニメーション」、「同人あるいはインデペンデントメディアの可能性」、「マゾヒズム」、「演劇、身体、パフォーマンス」等、色々と特集を組んでいくので、乞うご期待。
ぜひ、創刊号買ってね☆あんまりにもでかい赤が出過ぎると、次号が電子版のみになる可能性があるので・・・・・・『KTG』は継続性を重視するので、皆様の投資が次に繋がるのです。ただし、内容に関しては、責任編集者が保証します。トテモオモシロイ。
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